JABTS/一般社団法人 日本乳腺甲状腺超音波医学会

理事長ご挨拶

理事長ご挨拶

本乳腺甲状腺超音波医学会理事長 京都大学医学研究科人間健康科学系専攻教授 椎名 毅 本学会は,乳腺,甲状腺を含む表在領域の超音波診断について,研究と教育を通じてその学術的進歩と適切な診断・治療法の向上に貢献することを目的に,1998年に初代理事長の植野映先生を中心に「日本乳腺甲状腺超音波診断会議」として設立されました。そして、 2012年には「NPO法人 日本乳腺甲状腺超音波医学会」と改称の後、 昨年,平成から令和の新時代への流れに合わせるように、新体制の「一般社団法人日本乳腺甲状腺超音波医学会」として発足いたしました。
 本学会は、この22年にわたり,常に同領域の学術および臨床における牽引役として貢献してまいりました.学会設立当時、未整備だった用語や診断基準を統一化して、乳腺および甲状腺の超音波診断ガイドラインを制定し、それを記載したガイドブックは、わが国だけではなく,海外でも翻訳されて活用されるなど、乳腺甲状腺超音波診断の指針として広く活用されています。さらに高密度乳房の乳癌検診での超音波とマンモグラフィ併用における判定基準の検討、前理事長の鈴木眞一先生を中心に取り組まれた東日本大震災後の福島における甲状腺検診など、常に社会的要請の高い事業の推進を支援してきました。
 本学会は、研究と教育の両面で多くの研究部会を擁し、本学会の目的を達成すべく様々な活動を行っております。また、医師、検査技師、理工学者が協力しながら超音波医学の諸課題に取り組む姿勢は、初代理事長が重視した基本理念で、本学会の特色であり強みとも言えます。その表れの一つとして、超音波エラストグラフィは,原理の開発から臨床評価まで私や植野先生はじめ本学の会員が深く関わることで、世界に先駆けてわが国で実用化が達成され,まさに本学会から生まれ育てられた診断法とも言えます。
 超音波は非侵襲性と実時間で簡便という最大の利点を生かして、今後さらに発展し、また新たな技術が生まれることが期待されます。一方で、手技や装置の設定に依存しやすいことも確かで、その原理を理解し適切な利用法が必要になります。本学会では、今後も会員の皆様とともに、研究と教育の両面で、該当疾患の適切な診断と治療法の向上に貢献し、国民の健康福祉の増進に寄与することを目的に邁進したいと思います。ご協力ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

日本乳腺甲状腺超音波医学会理事長
京都大学医学研究科人間健康科学系専攻教授
椎名 毅

概要


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昭和大学医学部乳腺外科内
日本乳腺甲状腺超音波医学会
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※平成29年5月29日より事務局が変わりました。御連絡はE-mailでお願い致します。